11/27/2008

先生のバカ 先生はバカ

日本語教師を職として、早2年。
日々、日本語の難しさ、日本語のおもしろさを感じています。


学生からの突発的な質問はよくあることです。

「"お姉ちゃんのバカ"の『の』はどういう意味ですか?どうして"お姉ちゃんはバカ"ではないんですか?」

これ…たしか養成学校に通ってたとき、聞いたことがありました。
でも、上手く説明ができなくて結局、「先生の宿題です」と逃げてしまいました。
よくあることです。でも、本当に不好意思です…


そんな話を台湾人の同僚と話していました。
彼女はあたしの中国語の先生です。

同僚もこの『の』の意味が気になっていたそうです。
日本人の小学生のレッスンの時、

「老師的笨蛋!!」

と言われたらしく、「老師是笨蛋吧!!」と注意してもなかなか直らなかったとのこと。

中国語では「老師是笨蛋」直訳したら「先生はバカ」であって、「老師的笨蛋」はありえないのだそう。
でも、日本人の小学生は日本語を直訳して「先生のバカ=老師的笨蛋」と言ったと思われる。

大人のあたしが上手く説明できないこの『の』を、日本語を母語としている小学生は普通に使って、中国語にまで引っぱっていることに、すごくおもしろさを感じました。


この格助詞『の』。
いろいろ調べても奥が深くておもしろい。
学生と同僚に一応分かるように説明したつもりだけど…
・・・どうかな?

日本語は本当におもしろい。

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